今日はポルトガルの歌手、女優で、"ファドの女王(Rainha do Fado)"として知られる、アマリア・ロドリゲス(Amália Rodrigues 1920年7月23日-1999年10月6日)の記念館に行ってきました。アマリア・ロドリゲスが夫とふたりで住んでいた跡地で、係員に案内されて階段を上ると、まだそこに住んでいるかのような手つかずのままの部屋でした。
使いかけの香水や口紅、ブランデーのボトル。ステージ衣装や靴。ゴージャスの中にも、つつましやかな生活がうかがえました。そこの全ての物たちがアマリア・ロドリゲスに愛されていて、彼女も皆に愛されていたのだと、思いました。