一斉に蜩が鳴いています。
家の近くを歩いていると、懐かしい匂いがしました。蒸しっとする空気に混じる、草木の瑞々しさ。おばあさんが植木に水やりをしていました。
あっ、私にとっての夏の匂い。白い下着にステテコで水やりをしていた祖父のことを想い出します。祖父のじんわりとした汗。腕にさわると思いがけず、ひんやりしてて。夕暮れ時、夏の終わりを感じました。
昨日は下北沢leteでのライヴにお越し下さいましてありがとうございました!
あたたかい雰囲気の中、たっぷりうたうことができる幸せ。嬉しかったです。
今回は久しぶりにポルトガルのジョゼ・アフォンソのグランドラ・ビラ・モレーナ”Grândola, Villa Morena"を歌わせて頂きました。
ポルトガルはサラザール独裁政権のもと、長い間植民地戦争をしてきました。この歌は、1974年戦争を終わらせる、革命と同時にラジオから何度も流れた、ポルトガルの人たちにとってとても大切な歌。そして、植民地支配されていたアフリカの人たちにとっても、いろいろな想いがある歌なのではと思います。
自由でいられること。ひとりひとりが、いろんな想い、いろんな考えを巡らし、持っていい。
それが当たり前ではない世の中になってはいけない、と強く思いました。
そして、昨日は小学生のときの友達が何十年ぶりかにライヴに会いに来てくれました。なんだか、ほろほろほろと、小学生のわたしに戻りそうになりましたが、そこはうたうたい!しっかり歌いましたw◎
差し入れありがとうございました!今朝さっそくパウンドケーキをコーヒーで頂きました!幸せ。蜂蜜もありがとう!喉大切にしますね!
(歌った曲目)
1.モノクロの夢の中で
2.かもめの住む街
3.Carioca de limão
4.朱いさかな
5.チョウチョ
6.誰かが誰かを
7.Grândola, Villa Morena
8.ホタルの庭で
9.遠い花火
10.Mojito
11.Avia
12.初恋
13.おかっぱ頭(愛情42)
14.Hard times come agiam no more
15.タンポポのように
(アンコール)あたしはビンビンビン
[6.詞・曲 紅龍]
[7.詞・曲 José Afonso]
[13.詞 金子光晴/曲 ひがしのひとし]
[14.詞・曲/Stephen Foster 訳詞/紅龍]
[他 詞・曲 小暮はな]
次回は、8月29日(土)自由が丘マルディグラでの弾き語りでのライブです!対バンは、ギター弾き語りのハヤシムリョウさん。アイリッシュ+カントリー+パンクなお方☆
お時間がありましたらぜひ!
ありがとうございました!はな